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　環境省のまとめによると、２０２０年度末時点で設置されている浄化槽は前年度比０・７％減の７５１万７９４７基だった。し尿のみを処理する単独処理浄化槽は３・０％減の３６３万９８８７基、し尿と生活排水を処理する合併処理浄化槽は１・５％増の３８７万８０６０基だった。
　環境省は、19年の浄化槽法改正によって、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を推進している。合併浄化槽のうち、窒素やリンも除去できる大臣認定型の高度処理型浄化槽は１２５万２８１１基で、合併浄化槽全体の32・３％を占めた。
　浄化槽の維持管理の状況を見ると、浄化槽の水質検査を法定の使用開始後３〜５カ月に行った浄化槽は全体の96・８％となり、前年度と比べ２・４ポイント上昇した。

提供：建通新聞社