国土交通省が行った建設労働需給調査によると、12月の全国8職種の過不足率は1・8%の不足となり、前月から0・9ポイント不足幅が拡大した。職種別では鉄筋工(建築)の不足率が6・5%と最も大きくなった。
職種別の過不足率は▽型枠工(土木)1・0%▽型枠工(建築)0・1%▽左官0・4%▽とび工2・2%▽鉄筋工(土木)1・0%▽鉄筋工(建築)6・5%▽電工1・0%▽配管工1・9%―だった。
地域別では、沖縄で均衡、北陸で過剰、その他の地域で不足となり、関東の不足率が2・4%と最も高かった。前年同月と比較すると、関東が1・9ポイントの増で、増加幅も全国で最も大きくなった。東北の被災3県は1・4%の不足となっている。
提供:建通新聞社