斉藤鉄夫国土交通大臣は再任に当たってコメントした。改めて「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化の推進や盛土による災害の防止、通学路での交通安全対策といった『国民の安全・安心の確保』に特に注力していく」との考えを示した。
斉藤国交相は、国土交通行政が直面する課題として、「国民の安全・安心の確保」の他に、「コロナ禍からの社会経済活動の回復と経済の好循環の実現」「活力ある地方づくりと分散型の国づくり」などを挙げた。
コロナ後も見据え、社会資本の戦略的・計画的な整備、カーボンニュートラルやDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進に取り組む。地方づくり・国づくりでは、バリアフリー化の推進、コンパクトで歩いて暮らせるまちづくり、住生活環境の充実などに力を入れていく。
提供:建通新聞社