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中央ニュース

2021/11/08

会計検査院 指摘金額は総額2108億

 会計検査院は11月5日、2020年度の決算検査報告を岸田文雄首相に提出した。検査の結果、法令・予算に違反したり、不当と認めた不当事項は157件・66億3301億円に上った。改善措置をすでに講じている指摘事項も含め、指摘金額の総額は2108億7231万円に上る。
 建設関係では、河川管理施設の機械設備の維持管理について、17〜19年度に点検・機器更新を行った河川管理施設499件を検査し、このうち256施設でトータルコストが縮減されていないなどと指摘。点検結果に基づいて健全度を毎年度評価し、機器整備・更新の優先順位を決めるよう求めた。
 値固工、擁壁、空港場周柵、ガードレール、落石防護柵などの設計が不適切だったとして、それぞれ改善も求めた。

提供:建通新聞社