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中央ニュース
2021/11/01
１・９％減の１８６９万㌧ 21年度上期のセメント国内販売
セメント協会（小野直樹会長）のまとめによると、２０２１年度上期（４～９月）のセメントの国内販売は前年同期比１・９％減の１８６９万㌧だった。年度上期の実績が１９００万㌧を割り込むのは１９６７年度以来54年ぶり。同協会では、コロナ禍による設備投資や住宅着工の減少、天候不順、建設業の人手不足などが影響したとみている。
10月28日に開いた記者会見で同協会の平野和人流通委員長は、21年度下期の出荷について、「建築着工やゼネコンの受注がプラスで推移している」とし、増加に転じる見通しを示した。下期の需要は前年同期比３・５％増の２０３１万㌧となり、最終的に21年度の国内需要は、年度当初に想定した３９００万㌧（前年度比０・９％増）になるという見方だ。
上期の地区別の販売高は▽北海道１０２万５２２７㌧（前年同期比４・０％減）▽東北１６３万４１９１㌧（６・２％減）▽関東一区４４８万４０８３㌧（３・１％増）▽関東二区１６３万６２７８㌧（４・１％減）▽北陸87万８４５８㌧（13・９％減）▽東海２１６万７６６２㌧（３・０％増）▽近畿２５９万９４６８㌧（０・４％減）▽四国63万３４１８㌧（８・６％減）▽中国１１１万３７４１㌧（４・２％減）▽九州２１５万９８１３㌧（１・１％増）▽沖縄35万８０６６㌧（20・６％減）―。
関東一区では、東京都と神川県、千葉県で民需が活発だった。東海では、岐阜県と三重県での道路建設などが押し上げた。一方、沖縄ではコロナ禍での民需の停滞で大幅なマイナスになった。
提供：建通新聞社
10月28日に開いた記者会見で同協会の平野和人流通委員長は、21年度下期の出荷について、「建築着工やゼネコンの受注がプラスで推移している」とし、増加に転じる見通しを示した。下期の需要は前年同期比３・５％増の２０３１万㌧となり、最終的に21年度の国内需要は、年度当初に想定した３９００万㌧（前年度比０・９％増）になるという見方だ。
上期の地区別の販売高は▽北海道１０２万５２２７㌧（前年同期比４・０％減）▽東北１６３万４１９１㌧（６・２％減）▽関東一区４４８万４０８３㌧（３・１％増）▽関東二区１６３万６２７８㌧（４・１％減）▽北陸87万８４５８㌧（13・９％減）▽東海２１６万７６６２㌧（３・０％増）▽近畿２５９万９４６８㌧（０・４％減）▽四国63万３４１８㌧（８・６％減）▽中国１１１万３７４１㌧（４・２％減）▽九州２１５万９８１３㌧（１・１％増）▽沖縄35万８０６６㌧（20・６％減）―。
関東一区では、東京都と神川県、千葉県で民需が活発だった。東海では、岐阜県と三重県での道路建設などが押し上げた。一方、沖縄ではコロナ禍での民需の停滞で大幅なマイナスになった。
提供：建通新聞社
