国土交通省は10月1日、2021年度「優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)」の受賞者483人、「青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰(建設ジュニアマスター)」の受賞者116人を発表した。建設マスターの顕彰は今回で30回目を迎え、累計の受賞者数は1万1467人になった。
1992年度に創設された建設マスターは、優秀な技能・技術を身に付け、後進を指導・育成した建設技能者に対する大臣顕彰。
今回の受賞者の平均年齢は52・0歳。職種別では、土工が70人と最多で、大工(型枠大工含む)の43人、建設機械運転工の39人が続いた。
2015年度に始まった建設ジュニアマスターは、39歳以下の中堅技能者を対象とする局長顕彰で、累計の受賞者数は755人。21年度の受賞者の平均年齢は37・3歳で、大工(12人)、とび工(8人)、建設機械運転工(7人)などの職種が多かった。
毎年、東京都内で開いていた顕彰式は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、昨年度に続き中止する。
提供:建通新聞社