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　国土交通省は、中堅・中小建設企業向け海外進出セミナーを愛知県、宮崎県、広島県と共同で開催する。３県との共同開催は初めて。いずれのセミナーも10月中の開催を予定。開催日は愛知が８日、宮崎が13日、広島が21日で、それぞれ１週間前まで申し込みを受け付けている。
　同セミナーでは、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）を中心に、インフラ整備の大きな需要が見込まれる世界の建設市場を見据え、海外展開の支援策やノウハウを紹介し、日本のインフラ技術の海外展開・企業進出を後押しする。
　会場での開催と併せてオンラインでライブ配信を行う。定員は各40人（各社２人まで。オンラインは制限なし）。セミナー後に個別相談と情報交換会も行う。新型コロナウイルス感染症対策として、開催県以外からの参加者にはオンラインでの参加を求める。
　愛知と広島のセミナーは、基礎編と実践編の２編で構成。国際協力機構（ＪＩＣＡ）や日本貿易振興機構（ＪＥＴＲＯ）など政府関係機関の支援施策を紹介する他、実際に海外進出した中堅・中小建設会社による外国人材の活用経験談を交え、海外進出のポイントなどについて理解を深めてもらう。
　宮崎は、これから海外進出に関心を持ってもらうことを目的とし、基礎編中心のセミナーとなる。
　参加希望者はセミナーホームページの所定フォームから申し込みが必要。問い合わせ先はセミナー事務局　メールjasmoc-oc@oriconsul.com（オリエンタルコンサルタンツ、担当：山本、青木、後藤）。

提供：建通新聞社