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2021/09/14

建設業の夏季賞与 妥結額5年ぶり減少

 厚生労働省がまとめた2021年の民間主要企業夏季一時金妥結状況によると、建設業の妥結額は前年比0・16%減の107万9314円(加重平均)となり、5年ぶりの減少となった。ただ、他業種と比べると、前年に続き、妥結額は全21業種の中で最も高い。
 調査対象は、資本金10億円以上・従業員1000人以上で、労働組合のある企業349社。全産業の平均妥結額は、6・59%減の77万3632円と3年連続で減少した。
 建設業の調査対象は19社で、妥結額は0・16%減の107万9314円(平均年齢35・8歳)となり、16年以来の減少となった。妥結額は全21業種中で最高となっており、2番目に高い「食料品・たばこ」の91万2804円を16万円以上上回っている。
 他業種の妥結額を見ると、「運輸」が32・51%減と記録的な下げ幅となるなど、21業種中12業種で前年の妥結額を下回っている。

提供:建通新聞社