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2021/05/14

2050年 メガソーラー11万カ所の整備必要

 経済産業省は5月13日、総合エネルギー調査会の基本政策分科会で、2050年のカーボンニュートラルを実現するために必要となる再生可能エネルギー導入量の規模を示した。全体の電源構成の5〜6割(7000億〜8000億キロワットアワー)を再エネとする場合、メガソーラー11万カ所などを追加導入することになる。
 経産省はカーボンニュートラルを達成するためには、太陽光発電で約3000億kWh、風力発電で約1900億kWh、水力・バイオマス・地熱発電で約1600kWhの発電量を確保する必要があると想定。
 太陽光発電は、2030年以降に現在の4倍のペースで導入を進め、2040年に全ての住宅に導入されることを想定。風力発電も直近3年間の固定価格買取量の2倍のペースで導入することを目指すとした。
 その上で、カーボンニュートラルの実現には、約500億〜1500億kWhを洋上風力とメガソーラーで追加導入する必要があると記載。メガソーラーについては、1メガワットの施設を11万カ所整備する必要があるとした。

提供:建通新聞社