建設業振興基金は、建設キャリアアップシステム(CCUS)の認定登録機関の公募を始めた。認定登録機関が開設されていない地域を対象に行う。応募期間は5月17日から31日まで。
認定登録機関は申請書類の受け取りや記入補助、本人確認など、受付から審査・登録までを行っている。現在、全国190カ所で開設されている一方、大阪、愛知県、岐阜県、三重県、愛媛県、高知県、静岡県など23道府県で未開設となっている。
このため今回の公募では、2年間継続して認定登録機関を開設することを条件(2年継続型の場合)に、1年目の年額固定委託費を40万円に増額する特例措置を設けるなどし、開設数の充実を図る。
認定登録機関の主な認定基準は、▽2人以上の常駐職員の配置▽1日8時間程度、週5日程度の受付時間の確保▽個人データ管理の事務取扱責任者の選任▽建設業に関連した事務実績―など。
応募希望者は、空メール(touroku-kikan@kensetsu-kikin.or.jp)で応募フォームを入手し必要事項を記入の上、返信する必要がある。合否の通知は6月7日までにメールで行う。
問い合わせ先はCCUS事業本部普及促進部 電話03(5473)4586。
提供:建通新聞社