環境省と気象庁は、熱中症予防のための新たな情報発信「熱中症警戒アラート」を4月28日から全国で本格実施すると発表した。これまでの高温注意情報を熱中症の発生との相関が高い「暑さ指数」(WBGT)に見直し、気象庁の予報区単位で発表する。
暑さ指数は、人間の熱バランスに影響が大きい気温・湿度・輻射熱を取り入れた指標。予報区内のどこかの地点で暑さ指数が33以上になると、前日の午後5時と当日の午前5時に警戒を呼び掛ける。暑さへの気づきを呼び掛け、水分補給や屋外での労働などにおいて、熱中症予防対策の徹底を促す。
提供:建通新聞社