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2021/04/20

2・3%増の15・4兆 20年度公共工事 建設業保証3社

 北海道建設業信用保証と東日本建設業保証、西日本建設業保証の3社がまとめた公共工事前払金保証統計によると、2020年度に取り扱った全国での公共工事の請負金額の合計は前年度比2・3%増の15兆3657億6000万円だった。国が大幅に増加し、全体の伸びをけん引した。都道府県もプラスだった。件数は2・5%減の24万4277件だった。
 請負金額の増加を都道府県別で見ると、福島県(前年度比51・2%増)、長野県(24・1%増)、京都府(25・5%増)、佐賀県(23・4%増)の4府県で20%を超えた。茨城県(10・0%増)、栃木県(15・3%増)、福井県(14・2%増)、奈良県(10・8%増)、和歌山県(18・9%増)、徳島県(11・9%増)、宮崎県(17・3%増)の7県で10%台の伸びだった。
 発注機関別の上期の公共事業は次の通り(@件数A請負金額)
 ▽国@1万6607件(前年度比0・4%減)A2兆9278億6300万円(15・5%増)▽独立行政法人等@4789件(1・5%減)A1兆6655億8900万円(0・5%減)▽都道府県@10万0223件(0・9%減)A4兆6393億7500万円(2・1%増)▽市区町村@11万5304件(4・0%減)A5兆1621億6400万円(3・4%減)▽地方公社@2084件(10・5%減)A1423億7100万円(7・3%減)▽その他@5270件(5・3%減)A8283億9500万円(6・7%増)

提供:建通新聞社