岡山市は、2017年度当初予算案で旧市民病院本館など解体工事費に約11億8000万円を計上、予算承認が得られれば、早ければ6月ごろ議会承認案件として入札公告する。詳細は今後のことになるが下半期からの工事着手が見込まれる。
当初、16年度に発注する予定だった解体工事は、土壌汚染状況調査で一部区画に汚染が確認され、現在、綜企画設計(岡山市北区)に委託して解体・撤去処理方法の検討や設計の見直し作業などを行っていることから、発注が17年度になる。19年度までの3カ年で工事を進める。
解体する施設は、本館(鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ6553平方b)・西館(鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上7階建て延べ6841平方b)・南館(鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ2039平方b)、病院(西館増築部、同造3階建て延べ514平方b)、看護宿舎(同造549平方b)など。
(提供:建通新聞社)