真庭市生涯学習課は、勝山地内の勝山振興局庁舎を中央図書館として使用するため全面改修を計画しており、2017年度当初予算案に整備事業費8億6243万円を計上した。5月ごろに入札を行う予定。
図書館として整備する勝山振興局庁舎(勝山)は、1980年築の鉄筋コンクリート造3階建て延べ2812平方b。
整備案では、庁舎を再利用することで無駄なコストを抑制、リファインニング建築と呼ばれる建築再生方法を採用し、1階は一般書架、飲食スペース、閉架書庫、郷土資料館など、2階は児童書架、キッズテラスやキッズスペースなど、3階は映像シアター、学習室、会議室などで、外構は駐車場144台、バイオマスボイラー棟などを配備する予定。子どもから大人まで楽しめる図書館を計画している。
設計は青木茂建築工房(大分市)。
(提供:建通新聞社)