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瀬戸内市は、邑久駅など市内にあるＪＲ３駅の整備計画を２０１６年度中に策定する。17年度から調査設計に着手する予定。工事は18年度から２カ年で進め、19年度末までを短期整備完成期間として位置付けている。20年度以降に中長期整備を行うスケジュールとなっている。工事はＪＲ委託部分と市施工部分が想定されるが、詳細については関係者などと協議、調整を進めていく。整備計画策定業務は、ジェイアール西日本コンサルタンツ(岡山市北区)。
　各駅の整備方針案は次の通り。
　邑久駅は、19年度までにトイレのリニューアル（水洗化）、駅前広場のロータリー化（歩車分離、乗降場など）、駐輪場の再整備、アクセス市道の拡幅など。20年度以降に駅舎改良（公共施設や待合スペース、ホーム上屋の延長）、東西自由通路整備など。
　長船駅は、19年度までにトイレ、駅前広場、駐輪場の再整備、アクセス市道の拡幅・補修など。20年度以降に駅舎改良（跨線橋のバリアフリー化、自由通路や西側改札口などの検討、跨線橋の上屋設置の検討など）、太陽光発電施設の整備など。
　大富駅は、19年度までに駅舎の改札付近のたまりスペースの拡幅、トイレのリニューアル（簡易水洗化など）、駅前広場のロータリー化、駐輪場の再整備、交差点改良の検討、整備など。20年度以降に駅舎ホーム上屋の延長検討、踏切改良（拡幅）など。

（提供：建通新聞社）