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　岡山市は、灘崎公民館(南区片岡)の耐震改修計画を見直し、隣接するウェルポートなださきに公民館機能を移転することに決めた。１月30日に開かれた市民文教委員会で明らかにしたもので、検討の結果、移転手続きと移転後の円滑な管理運営に一定のめどがついた旨を報告した。移転時期は２０１８年４月の予定で、16年度中に地元説明、改修予算を計上し、17年度に工事を行う。
　計画では、ウェルポートなださき２階部分延べ面積７２５・19平方�bを公民館とする。旧レストラン部分を改修し、講座室、ロビー、事務室などを確保する。
　また、灘崎公民館の規模は鉄骨造平屋８０５平方�b。耐震診断結果では、耐震性能が不足しており、塗装の剥がれやさびが建物の耐久性を低下させることが懸念されるため補修・改修が必要と判定され、補強計画案では、鉄骨ブレース増設による保有水平耐力の向上、水平力の伝達を図るため水平ブレースの増設などが想定されていたが、18年度に解体撤去することになった。


（提供：建通新聞社）