国土交通省中国地方整備局は1月31日、国の2016年度第3次補正予算成立を受けて管内補正予算概要を公表した。関係事業費はいずれも国庫債務負担行為(ゼロ国債)。治水事業41億8000万円(直轄事業)、港湾整備25億6000万円(同)、道路事業89億8100万円(補助事業3億2000万円含む)など総額162億8300万円。
道路の補助事業分のうち岡山県関係では、一般国道初和下長田道路(真庭市)の18年度開通に向け改良工事などの事業費2億2000万円が配分されている。
岡山県内の主な関係事業箇所は次の通り。
▽旭川一般河川改修事業・沖元地区(岡山市中区沖元)―百間川河口水門(昭和水門)両端堰柱2基の耐震対策。補正事業費は旭川水系全体で6億9500万円
▽高梁川一般河川改修事業・乙島地区(倉敷市玉島乙島)―高梁川下流右岸200bの高潮対策。補正事業費は高梁川水系全体で2億8000万円
▽河川維持修繕費(管内)―老朽化している護岸や樋門などの河川管理施設の補修に19億8000万円
▽一般国道2号倉敷立体(倉敷市新田〜船穂町船穂)―PC上部工工事推進、3億4000万円
▽一般国道初和下長田道路(真庭市蒜山初和〜下長田)―改良工事など推進、2億2000万円
(提供:建通新聞社)