岡山県は12月27日、岡山市や地元住民から指定要請が出されていた岡山市北区の東楢津地区を急傾斜地崩壊危険区域に指定した。今後、急傾斜地崩壊対策事業による崩壊防止施設の整備などを備前県民局が進めていく。
対象区域は岡山市北区楢津字番丈金3168から同字中ノ庄3218に至る東西二つの南向き斜面約3・911f。傾斜地は高さが11・8〜54・2bあり、勾配は30〜36度。ほぼ山林で地質は風化花崗岩、深さ1・6b。裾野部分の延長は約470bあり、法長は6〜19・8b。直下に住宅17戸がある。
(提供:建通新聞社)