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建通新聞社（岡山）
2016/12/14
【岡山】県企業局 西之浦浄水場 ４期系統耐震設計外注へ
岡山県企業局は、倉敷市連島町の西之浦浄水場４期系統の耐震補強工事に伴う詳細設計業務を21日に指名競争入札で外注する。
対象は同浄水場北端にある４期系統の導水ポンプ棟や沈砂池、接合井、場内導水管路と２期系統取水口・導水路。対策工の内容は４期系統の接合井と沈砂池が駆体補強、導水ポンプ棟もポンプ井とポンプ室の駆体補強。接合井と沈砂池の駆体については底板や側壁の要補強箇所への内部炭素繊維などによる補強と後施工せん断補強筋施工など。場内導水路には伸縮可撓管を設置。２期系統の取水口と導水路については耐震目地の設置をそれぞれ想定している。いずれも基礎杭破損に対する液状化対策としての地盤改良は行わず、駆体目地開きあるいは駆体のクラックなどによる土砂混入や漏水を生じさせないために駆体補強対策のみでの対応を基本に考えている。
耐震補強設計の目標レベルは、レベル１地震動には耐震性能１、レベル２地震動には耐震性能２の確保を要求。場内導水管路を除く土木構造物については駆体劣化度判定調査などの確認作業を行った上で対策工法の検討や設計などの業務を進めていく。設計期限は契約後２０１７年７月31日まで。
（提供：建通新聞社）
対象は同浄水場北端にある４期系統の導水ポンプ棟や沈砂池、接合井、場内導水管路と２期系統取水口・導水路。対策工の内容は４期系統の接合井と沈砂池が駆体補強、導水ポンプ棟もポンプ井とポンプ室の駆体補強。接合井と沈砂池の駆体については底板や側壁の要補強箇所への内部炭素繊維などによる補強と後施工せん断補強筋施工など。場内導水路には伸縮可撓管を設置。２期系統の取水口と導水路については耐震目地の設置をそれぞれ想定している。いずれも基礎杭破損に対する液状化対策としての地盤改良は行わず、駆体目地開きあるいは駆体のクラックなどによる土砂混入や漏水を生じさせないために駆体補強対策のみでの対応を基本に考えている。
耐震補強設計の目標レベルは、レベル１地震動には耐震性能１、レベル２地震動には耐震性能２の確保を要求。場内導水管路を除く土木構造物については駆体劣化度判定調査などの確認作業を行った上で対策工法の検討や設計などの業務を進めていく。設計期限は契約後２０１７年７月31日まで。
（提供：建通新聞社）
