岡山市市場事業部は24日の経済委員会で、市場施設の耐震診断結果および今後の対応について、2016年度に耐震診断を行った関連商品売場棟など12施設は全て耐震性を有していたことを報告した。また、主要施設の耐震診断が全て終了した結果、青果卸売棟、水産卸売棟、花き卸売棟の3棟の耐震改修工事を進めていく。17年度に実施設計を進めるため予算要求を行っていく。順調なら18年度に工事を行う。
耐震改修が必要な施設の概要は、青果卸売棟が鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ2万1808平方b、水産卸売棟が同1万9246平方b、花き卸売棟が鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ6543平方b。主に卸売場の一部にIs値基準を下回る箇所があり、老朽化対策を含めて、設計で改修内容を検討していく。
(提供:建通新聞社)