岡山市開発審査会(洗井健一会長)が9月29日に開かれ、五葉会の社会福祉施設、岡山純心会と藤田病院の老人保健施設、岡田商運の特定流通業務施設の開発を承認した。市では、引き続き開発許可手続きを進め、許可が下りれば、各設置者は開発工事などに着手していく。
このうち、五葉会(玉野市八浜町波知555、吉田弘理事長)は、岡山市東区中川町834ノ1他の3542・05平方bの田を開発して、特別養護老人ホーム「みよしの里」の新築を計画している。開発許可が下りれば10〜11月に入札を行う予定。規模は鉄骨造3階建て延べ2229・16平方b。定員は特別養護老人ホームが29人、老人短期入所生活介護施設が10人。駐車場は計50台。設計は山陽設計(岡山市中区)。
また、岡山純心会(岡山市北区楢津310ノ1、前田計子理事長)は、岡山市北区楢津500ノ5他の3585・12平方bの田を開発して、ユニット型介護老人保健施設(仮称)「ハートフルかがやき荘」の創設を計画。2017年度内の事業開始を目指して整備を進める。規模は鉄骨造5階建て延べ4334・67平方b。定員は介護老人保健施設が80人、通所リハビリテーションが40人で定期巡回・随時対応型訪問介護看護を併設する。駐車場は計52台。
この他、藤田病院(岡山市東区西大寺上3ノ8ノ63、藤田琢二理事長)は、岡山市東区西大寺北939ノ2他の田、雑種地を開発して、ユニット型介護老人保健施設(仮称)「ふじの苑」の創設を計画。規模は鉄骨造4階建て延べ3777・78平方b。定員は老人保健施設が80人、通所リハビリテーションが30人で定期巡回・随時対応型訪問介護看護を併設する。駐車場は計75台。設計は黒川建築設計事務所(岡山市南区)。
岡田商運(岡山市中区江崎706ノ1、岡田好美社長)は、岡山市中区江崎685ノ1他の田、雑種地など1万2169・59平方b(うち、新たに開発する面積は8965・75平方b)を開発して、特定流通業務施設を新築する。規模は倉庫が鉄骨造平屋3822・75平方b、事務所・作業所が同造2階建て延べ1447・22平方b。
(提供:建通新聞社)