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建通新聞社(岡山)
2016/08/29

【岡山】倉敷市 一般廃棄物処理施設基本計画 パシフィックコンサルを特定

倉敷市環境施設課は、公募型プロポーザルで選定していた一般廃棄物処理施設基本計画等業務をパシフィックコンサルタンツ(岡山市北区)に特定、23日に公表した。
 新たなエネルギー回収型廃棄物処理施設(ごみ焼却処理施設)、マテリアルリサイクル推進施設(粗大ごみ処理施設)と市民等直接持ち込み施設(ストックヤード)の3施設の整備内容等について検討整理し施設基本計画、施設基本設計、PFI手法導入可能性調査を策定する。委託期間は2019年12月20日まで。
 同市の可燃ごみは、水島清掃工場、倉敷市・資源循環型廃棄物処理施設(水島エコワークス)、倉敷西部清掃施設組合清掃工場(倉敷西部清掃工場)、総社広域環境施設組合廃棄物処理施設(吉備クリーンセンター)の4施設で焼却処理を行っている。このうち、水島エコワークスは24年度でPFI事業契約が完了。倉敷西部清掃工場は、25年度以降に新施設で処理することとしており、24年度までに両施設を統合した新ごみ処理施設を建設する。なお、発生する焼却灰は埋め立て処分しないことを基本方針としている。
 建設候補地は、倉敷市玉島乙島(E地区)の玉島下水処理場南側。必要な敷地面積は3fで、将来の建て替え用地を考慮し約6fを確保する。

(提供:建通新聞社)