岡山県警察本部は、岡山市内山下2丁目の県庁敷地内に警察本部新庁舎の建設事業を進めているが、新庁舎の近接場所で集約部署の警察関係車両を収容するための車庫整備も想定しており、県庁西側の同1丁目地内で2区画約1763平方bの車庫用地を取得した。
24日開かれた県議会の産業労働警察委員会で明らかにしたもの。警察本部の機動力を確保するため、県庁近隣に関係車両の車庫新設を計画している。取得用地は県庁に近い第1車庫用地が同1丁目4ノ109の751平方b、西側の第2駐車場用地が同1丁目5ノ102の1011平方b。取得費用は合わせて約4億7300万円。
警察本部では同用地に新たに車庫を整備することで約130台分の関係車両の駐車スペースを確保するという。規模・構造など詳細はこれからだが、次年度以降での整備着手に向けて車庫建設に伴う事業費を予算要求に盛り込んでいくことになる。
(提供:建通新聞社)