岡山市は17日、市営住宅・北長瀬みずほ住座再生事業の実施方針を公表した。竣工して60年近くが経過し、市営住宅の中でも老朽化が著しい同住宅をBT方式(建設・移管)により、岡山市北区野田4ノ152ノ24他の操車場跡地1・8fの用地に建て替える。
整備住宅等の概要は1K約30平方b、1DK約40平方b、2DK約50平方b、3DK約60平方b、障害者対応住戸(2DK)約60平方bの計214戸を想定している。
また、敷地内に高齢者支援施設、子育て支援施設等を併設、敷地内に土井西地下道があることから、事業者の負担によって北側一部への部分付け替えを行う。
なお、既存施設(中層耐火構造3階建て・4階建て:7棟、簡易耐火構造2階建て:9棟)について解体撤去する方針で、跡地利用は別途、提案を求めることとしている。
市は、31日まで実施方針に関する質問・意見を受け付け、9月に特定事業の選定・公表、10月上旬に入札公告等を行う予定。2017年2月のヒアリングなどを経て、17年3月に落札者を決定する。事業契約締結は17年6月の予定。建設工事は18年10月から20年9月ごろまでを見込んでいる。
(提供:建通新聞社)