玉野市は、老朽化が進む学校給食センターと東児調理場の今後のあり方について検討するため、学校給食センター整備検討プロジェクトチーム(リーダー・服部克己教育総務課長)を設置した。
玉原2丁目にある学校給食センター(鉄筋コンクリート造1294平方b)は1970年開設。6000食の供給能力があり、市内西部の小学校8校、中学校4校を担当。市東部にある東児調理場(同造653平方b)は72年開設、供給能力は2000食、市内東部の小学校6校、中学校3校を担当している。老朽化に加え、児童数の減少から稼働効率が低下し両施設合わせて約4800食を供給している状況。いずれも老朽化していることから、運営の効率化などを目的として整備手法などについて調査・検討を行う。
検討内容は施設の設置場所や施設の規模・能力、PFIも含め整備手法や管理運営方法など。検討期限等は示されておらず、当面、既存施設はボイラーの更新といった維持メンテナンスが図られていることから、懸案事業の優先順位としては市民病院の整備対応後となる公算が高い。
(提供:建通新聞社)