岡山市は、市営住宅・北長瀬みずほ住座再生事業の実施方針を7月に公表する。竣工して60年近くが経過し、市営住宅の中でも老朽化が著しい同住宅をBT方式(建設・移管)により隣接地(写真)に建て替える。9月に特定事業の選定・公表、10月に総合評価一般競争入札として公告等を行う予定。11月の参加資格審査、2017年2月のヒアリングなどを経て、17年3月に落札者を決定する。事業契約締結は17年6月の予定。建設工事は18年10月から20年9月ごろまでを見込んでいる。
計画地は、北区野田4ノ152ノ24他の1万8203平方b。事業者は新たに214戸の住宅と公園などの施設を整備する。間取りは1Kから3DK、障害者対応住居(2DK)を想定している。
また、敷地内に土井西地下道があることから、事業者の負担によって北側一部への部分付け替えを行う。
市は、既存施設(中層耐火構造3階建て・4階建て:7棟、簡易耐火構造2階建て:9棟)について解体撤去する方針で、跡地利用は別途、提案を求めることとしている。
(提供:建通新聞社)