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建通新聞社(岡山)
2016/06/13

【岡山】岡山市 7月から入札制度改正

 岡山市は8日、7月1日以降に公告する入札を対象に建設業の許可および技術者の配置基準と最低制限価格・低入札価格調査基準を見直すことを公表した。
 内容は、主任技術者を専任で配置できる対象工事を許容価格が3500万円以上8000万円未満(現行:2500万円以上6000万円未満)に改める。建築工事の場合は、7000万円以上8000万円未満(現行:5000万円以上6000万円未満)を対象とする。特定建設業の許可を受けていれば、監理技術者を専任で配置できる対象を8000万円(現行:6000万円)以上とする。主任技術者の兼任を認める対象を3500万円(現行2500万円)未満に、建築工事の場合は7000万円(現行:5000万円)未満とする。ただし、1人の主任技術者が兼任できる工事の件数は3件までに限る。
 最低制限価格設定方法では、現場管理費を現行の100分の80から100分の90に、低入札価格調査基準価格設定方法では、現場管理費を現行の100分の80から100分の90に、数値的失格基準では、現場管理費を現行の100分の75から100分の85に見直す。
 建設コンサルタント業務等関係の最低制限価格と低入札価格調査基準価格の設定方法については、測量業務の諸経費を現行の10分の4から10分の4・5に、土木関係建設コンサルタント業務の一般管理費を現行の10分の3から10分の4・5に、地質調査業務の解析等調査業務費を現行の10分の7・5から10分の8に、諸経費を現行の10分の4から10分の4・5に、補償関係コンサルタント業務の一般管理費等を現行の10分の3から10分の4・5に見直す。

(提供:建通新聞社)