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建通新聞社(岡山)
2015/07/29

【岡山】岡山市教委 操山地区公民館整備 設計外注へ

 岡山市教育委員会生涯学習課は、中区国富3ノ664のレストラン跡地に操山地区公民館の整備を計画している。施設の配置位置など地元と協議後、第3四半期以降に基本・実施設計を一括で外注する。工事発注は2016年度を予定している。
 基本構想では、1〜2階部分(約1200平方b)を地区公民館として活用。高齢者、障害者、こどもなどに配慮したユニバーサルデザインを取り入れ、一万冊以上を配架することができる図書コーナーを設置する。また、災害用の備蓄品を収納するスペースを配置する。3階部分(約650平方b)は清輝小学校敷地内に設置されている教育相談室および適応指導教室「あおぞら清輝」を移転合築する。内部に相談室、電話室、談話室、職員室、学習室、プレイルームなどを配置する。敷地内に50台以上駐車できる駐車スペースを設置するほか、太陽光発電設備を設置する予定。
 同事業は、12年の11月議会で老朽化した福祉文化会館(中区小橋町)を廃止する方向性が示されたため、同会館に入居している中央公民館の管理統括機能を本庁舎などへ移転する一方、公民館の空白地となる操山地区に新たに公民館の整備を計画している。
 15年度当初予算要求額では4765万円を計上している。

(提供:建通新聞社)