【玉野市】宇野港土地(玉野市宇野1ノ11ノ1、宮原一郎社長)は22日、瀬戸内・海のホテル建設に向けた調査事業の委託先を都市未来総合研究所(東京都)に決めた。年内をめどに地域のニーズなどを調査して、ホテルの適正規模などを算出する。事業化となれば、年明けにも数社から見積もり等を徴集、設計の委託先を決め、基本設計等に着手していく。着工は2016年夏以降の見通し。
建設地は、玉野市の宇野駅東エリアの旧スペイン村用地。ベースとなる計画は、敷地面積約5950平方bに構造や階数などは未定だが、延べ約2625平方bの施設を建設する。客室はAタイプ15平方b〈1人部屋20室〉、B〜Dタイプ21〜40平方b〈2人部屋24室〉、Eタイプ77平方b〈4人部屋2室〉)を想定。和瓦の屋根とレンガ造り建物という和洋折衷のレトロモダンな景観にマッチしたホテルを構想している。
(提供:建通新聞社)