倉敷市は、倉敷環境センター(白楽町424)のごみ焼却処理場の解体を計画。2015年度内に基本計画を策定する。
敷地内には今後も継続して使用する予定の雨水貯留センターやし尿処理施設、ごみの受け入れ施設が隣接してあり、既存施設を一部移転して集約、その後ごみ焼却処理場を解体するもので、解体方法や事業スケジュールなどを策定する。事業期間は、他市の事例を参考に、集約、解体ともに約3年が必要と見込んでいる。
ごみ焼却処理場は、全連続燃焼式機械炉(焼却能力1日当たり150d×2基)、建築面積は2796平方b。工場棟は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て。煙突は鉄筋コンクリート造の57b。1977年に完成し02年末ごろに稼働を停止した。設計・施工は川崎重工業。
基本計画策定は中日本建設コンサルタント(岡山市)に委託して進めている。
(提供:建通新聞社)