トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2015/07/10

【徳島】徳島県警察本部 PFI可能性調査を公告

 徳島県警察本部は、「徳島東警察署庁舎整備事業に係るPFI導入可能性調査業務」の委託先をプロポーザル方式で決めるため、PFI導入可能性調査業務やPFI事業におけるアドバイザー業務などの実績がある県登録の測量・建設コンサルタント業者に対して公募を開始した。7月21日まで参加表明書を受け付けている。
 県下最大の警察署である徳島東警察署の庁舎を新たに整備するに当たり、PFI事業の導入可能性を検討するため調査研究し、新庁舎の基本的な考え方を整理した基本計画を策定する。契約後、2016年3月25日までの期間で業務を進める。
 競技では、提出された企画提案書について、警察署の整備・管理に関する理解度・考え方、防災拠点としての警察署の在り方に関する理解度・考え方、民間活力活用の視点・PFI事業導入の先行的事例・課題などに関する考え方、業務実施方針・手法・スケジュール・体制、同種または類似の業務における実績と地域精通度−を評価し委託先を特定する。順調なら企画提案書などを8月11日まで受け付け、8月27日にプレゼンテーションやヒアリングを行い、早期の特定を目指すことにしている。
 庁舎整備予定地は、徳島市徳島町1ノ5の一部(敷地面積約4000平方b)。業務では、新警察署の基本的な計画の検討・整理など事業計画・前提条件の整理や施設計画図等の作成・概算工事費の算出など計画の作成、県とPFI事業者の役割分担の検討・事業方式などPFI事業スキームの検討−などを行い、PFI導入可能性調査報告書などを作成する。なお、現警察署敷地の有効活用の検討・提案も求めることにしている。

提供:建通新聞社