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　渋谷区は、宮益坂地区第一種市街地再開発事業の事業計画案を公表した。宮益坂と明治通りに面する同地区に３棟で総延べ床面積約20万平方�bの再開発ビルを建設する。工事費は約１７５０億円を見込み、２０２７年10月の着工、31年９月の完成を目指す。
　同事業では大山街道環境整備事業が目指すにぎわいあふれる街並み形成につながる空間整備や交通環境の改善を図る。さらに建物の省エネルギー化やエネルギー利用の効率化による環境負荷の低減を目指す。また、災害時における帰宅困難者の受け入れ施設や防災備蓄倉庫などの整備により、地域の防災対応力を強化していく。
　この他、広場やアーバン・コア、地下通路などを一体的に整備する。
　事業協力者には東急（渋谷区）とヒューリック（中央区）が参画。
　施工区域は渋谷１、２で、区域面積は約１・４�f。
　再開発では同地区をＡ〜Ｃの三つの街区にエリア分けする。各街区のビルの概要は次の通り（�@規模�A高さ�B敷地面積�C用途）。
　▽Ａ街区�@鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下３階地上33階建て延べ19万２０５７平方�b�A１８０�b�B７９３０平方�b�C店舗、ホール、事務所、宿泊施設、駐車場
　▽Ｂ街区�@鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下２階地上７階建て延べ８４９０平方�b�A40�b�B２１７５平方�b�C店舗、駐輪場
　▽Ｃ街区�@鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下１階地上２階建て延べ７５４平方�b�A10�b�B７５９平方�b�C神社、店舗、駐輪場　提供：建通新聞社