小金井市は、12月補正予算案に新庁舎・(仮称)新福祉会館の建設工事費として130億1128万円を計上した。議決されれば、2025年1月に建築や設備などを一括して総合評価方式による一般競争入札を公告する。25年6月議会承認後に契約し、7月に着工、2028年度内の完成を目指す。
建設工事費は昨年段階で115億円を見込んでいたが、物価や人件費の高騰により約130億円まで膨らんだ。工期についても当初、29カ月を予定していたが、6月に実施したサウンディング調査で建設会社から週休2日制の対応により工期を延長してほしいとの要望を受けて36カ月とした。
既存庁舎などの老朽化や所在地の分散化といった課題に対応するため、中町3ノ19の蛇の目ミシン工場跡地に市庁舎と福祉会館の複合施設を整備する。施設規模は新庁舎が鉄骨造地下1階地上6階建て、新福祉会館が鉄骨造3階建て、総延べ床面積は1万8896平方b。
実施設計、施工者選考支援業務は佐藤総合計画(墨田区)が担当。
提供:建通新聞社