町田市は、(仮称)国際工芸美術館整備工事(建築)の一般競争入札を10月23日に開札し、スターツCAM(江戸川区)が26億2350万円(税抜き)で落札した。予定価格は落札金額と同額。2者が申し込みを行い、1者は入札を辞退した。
建築、電気、空気調和設備に分割して発注しており、電気は電巧舎(町田市)が、空気調和は太平・渡辺JVがそれぞれ落札した。市議会12月定例会の請負契約案承認を経て契約する。
国際版画美術館の隣接地に国際工芸美術館を新設する。施設規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ2182平方b。建設地は原町田5ノ16。基本・実施設計はオンデザインパートナーズ(横浜市中区)が担当。
同案件は2023年度に2回一般競争入札で公告したが参加者ゼロのため入札中止。その後の公募型プロポーザルでも技術提案書の提出がなかった。そのため23年12月からCM業務を実施。第三者機関となる専門家の意見を聞き、24年度は前年度より予算を約30%増額した。
提供:建通新聞社