トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(東京)
2023/08/29

【東京】電通大 学生寮等改築へサウンディング調査

 電気通信大学は、調布キャンパス(調布市調布ケ丘1丁目)にある学生寮や外国人寄宿舎などの民活手法による建て替えに向け、民間事業者に対するサウンディング調査を実施する。8月29日から9月8日まで事業概要やアンケートなどの資料を配布し、9月15日を期限に回答を寄せてもらう。回答を基に事業手法や事業方式などを具体化した上で、2024年度の事業者公募・選定と25年度の事業スタートを目指す。
 調布キャンパス西地区(スマートビレッジW・敷地面積約2860平方b)に立つ「五思寮」(学生寮、単身120戸)や、同東地区(スマートビレッジE1・敷地面積約4180平方b)の「国際交流会館」(外国人宿舎など、単身50戸・夫婦6戸・家族3戸)、「保育所」、「職員研修所」、「東31号館」、「東32号館」を取り壊し、機能の集約・複合化と民間収益施設の導入によって共創・交流・学修・教育・研究活動の場を形成する計画。
 「共創進化スマートビレッジ(仮称)改築整備」と題し、100%独立採算型の民活手法による事業の実施を想定。BTO、BT+コンセッション、BOOといった事業方式の採用をイメージする中、電通大が使用する▽国際教育センター(最大延べ床面積約1200平方b、スマートビレッジW)▽国際課(同約150平方b、スマートビレッジW)▽学生寮(同約4500平方b、スマートビレッジE1)▽保育施設(同約110平方b、スマートビレッジE1)―を整備するとともに、民間事業者の提案で実証実験スペースや共同研究スペースなどを置くことを考えている。
 キャンパス東地区(スマートビレッジE2・敷地面積約2070平方b)に立地する「課外活動施設」の建て替えなどを事業範囲に含めることも視野に入れている。
 サウンディング調査には、民活手法の導入可能性調査業務を担当する佐藤総合計画(墨田区)に連絡の上、関連資料を入手して参加してもらう。
 連絡先は佐藤総合計画PCMオフィス 電話03(5611)7227。提供:建通新聞社