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建通新聞社(東京)
2023/08/21

【東京】シェルター・大建に決定 奥多摩町新庁舎

 奥多摩町は、新庁舎の建設に当たり、基本・実施設計の受託事業者をプロポーザル審査した結果、第1受託候補者にシェルター・大建設計共同企業体を選定し、8月中に契約を結ぶ予定だ。
 町が指名した6事業者のうち、プロポーザルへの参加者は2者。審査結果は総得点800点満点で、シェルター・大建設計が683点、次点候補者の相和技術研究所が626点だった。
 計画では、2023〜24年度中に基本・実施設計を終え、24年度後期から26年度で建設を進め、最短で26年度中の完成を見込んでいる。
 現庁舎の規模は鉄筋コンクリート造地下2階地上3階建て延べ2704平方b。新庁舎は延べ約3800平方bに拡大させる。敷地面積も、現庁舎の建物部分1072平方bと駐車場480平方bの計1552平方bから、建物・駐車場・通路を含めた約4000平方bに拡大する。建設地はJR青梅線の奥多摩駅東側の隣接地。
 整備手法は分離発注方式を採用。概算事業費は約30億円。内訳は用地買収費と物件補償費が約8億円、建設整備費が約22億円。建設整備の詳細は本体工事費が約18億円、設計・監理費などが約1・5億円、付帯施設工事費が約2億円、外構整備費が5000万円。提供:建通新聞社