府中市は、リサイクルプラザの整備・管理運営事業の実施に当たり、事業実施方針をまとめた。
同事業は、整備・管理運営を一括して受託するDBO方式で行う。事業者の募集や選定は、総合評価一般競争入札により10月上旬に公告する方針だ。2024年5月に落札者を決定、同年9月に本契約を締結する。
全体の設計・建設は、24年10月から29年12月までの5年3カ月とし、@25年7月から新施設の着工までを先行解体期間A先行解体後から28年1月まで新施設の建設B解体対象施設の解体・跡地整備を新施設完成後から29年12月までC管理棟・既存計量棟の改修を24年10月から29年12月まで―のスケジュールで行う予定。
管理運営は28年2月から令和47年3月までの19年2カ月間を見込んでいる。
入札参加者は、設計企業、建設企業、管理運営企業を含む複数の企業グループ。建設企業は建築一式工事に関わる経営事項審査結果の総合評点が900点以上など、担当企業ごとに個別の参加要件を設定。
計画地は四谷6ノ58(リサイクルプラザ敷地内)。敷地面積は2万542平方b。
主な施工は次の通り。
▽新施設建設―マテリアルリサイクル推進施設(計量棟、仮置ヤード、洗車場、駐車場、構内道路、植栽、門・囲障、新施設から管理棟間の渡り廊下など)
▽解体施設―選別棟、管理棟のペットボトル処理施設、資源棟、各保管棟、車庫、除害施設、駐車場スペースなど
▽改修施設―管理棟、計量棟
提供:建通新聞社