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　東京都水道局多摩水道改革推進本部は八王子市鑓水の鑓水小山給水所から町田市忠生に至る配水本管を新設する方針だ。口径１１００�_、延長６〜６・５�`の管路敷設を計画しており、５月に委託する基本設計を通じて具体的なルートや非開削を想定する工法などを検討。２０２４年度半ばまで２カ年で作業を進め、詳細設計以降の展開に備える。
　鑓水小山給水所から町田市方面への配水で既設管のバックアップ機能を確保するために新設。計画区間内（八王子市鑓水２ノ92地内〜町田市忠生３ノ23地先間）をほぼ東西に走る町田街道は幅員が狭く、京王相模原線との交差箇所もあることから非開削工法の採用を想定している。
　基本設計の委託先を決めるため、希望制指名競争入札の手続き中。５月26日の開札を経て契約を結び、測量（埋設物調査、平面図写図）を含め履行期間３５０日で成果をまとめてもらう。
　付近では過去に「多摩丘陵幹線」の第１整備区間（八王子市〜多摩市）として、鑓水小山給水所〜南野給水所〜聖ケ丘給水所を連絡する口径１５００�_、延長12�`の送水管をシールド工法（内径２１５０�_）で建設していた。提供：建通新聞社