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建通新聞社(東京)
2023/01/23

【東京】三田小山町西再開発 権利変換計画を認可

 三田小山町西地区市街地再開発組合は、同第一種市街地再開発事業において東京都から権利変換計画の認可を受けた。エリアを北街区と南街区に分け、分譲住宅約1400戸やオフィス、店舗、保育園などを一体的に整備する計画で、再開発ビルの施工や保留床の処分などを行う特定業務代行者は戸田建設・大成建設JV。2023年早期に解体工事を開始し、24年度後半に本体工事に着手する。完成は南街区が28年度前半、北街区が28年度後半を目指す。
 事業区域は港区三田1ノ3(地番)他の約2・5f。東京メトロ南北線・都営大江戸線麻布十番駅に至近する。
 北街区の再開発ビルはA棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上42階建て、A棟北側のオフィス棟が鉄骨造地下1階地上8階建て。分譲住宅とオフィスを配する。南街区には住宅棟を2棟建設する。B棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上31階建て、C棟が地下1階地上16階建て。4棟の総延べ床面積は17万7640平方b。
 南北街区の間には区画道路(幅員18b、延長約80b)を整備。古川沿いの広場や約2500平方bの公園も配置する。
 参加組合員は三井不動産レジデンシャル(中央区)と日鉄興和不動産(港区)、三菱地所レジデンス(千代田区)、首都圏不燃建築公社(港区)。コーディネーター業務と設計はアール・アイ・エー(文京区)が担当。
 総事業費は約1081億円を見込む。提供:建通新聞社