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建通新聞社(東京)
2022/10/27

【東京】都 東砂七団地、25年春以降に建設着手

 東京都住宅政策本部は、江東区で計画している(仮称)都営東砂七丁目団地について、第2期の建設工事を2025年春以降に開始する予定だ。第2〜4期の全3期で4棟・約410戸を整備する計画。解体と建設を含めた工期は各期ごとに4年程度を見込む。
 東砂七丁目団地は、東砂七丁目アパートを段階的に建て替える形で整備している。建設地は江東区東砂7ノ13他で、団地全体の敷地面積は約2万6400平方b。敷地内にある住棟のうち、第1期として旧1〜4、12号棟の建て替えが10年度に完了。5棟・160戸を2棟・161戸に集約した。
 第2〜4期では5〜11、36号棟の計8棟・360戸を4棟・約410戸に集約する。このうち第2期では、7、8、36号棟を解体した敷地に鉄筋コンクリート造6〜8階建ての住棟を1棟(C棟)建設する計画。22年度は地盤調査をニューテック(中央区)が実施しており、解体工事は23年度以降になりそうだ。
 続く第3期で5、6号棟を解体して8〜10階建て1棟(D棟)を建てる。第4期で9〜10号棟の敷地に6〜8階建て2棟(E、F棟)を建てて、創出用地も確保する。
 第2〜4期の新棟には残る35号棟・94戸の居住者も移転する予定。35号棟の建て替えについては今後検討する。
 第2〜4期を対象とした基本計画の策定業務を20年度に田中雅美建築設計事務所(新宿区)が、基本設計を21年度に唯設計(港区)が手掛けた。提供:建通新聞社