UR都市機構は鶴川団地(町田市鶴川5丁目他)の団地再生に着手する。1967年度に管理を始めた5階建て59棟1682戸のうち、南方のセンター街区に立つ4棟152戸(7―1〜7―4号棟)と、北方の2棟20戸(6―3号棟、6―4号棟)の合計6棟172戸を建て替える。今後、居住者に計画や退去期限(通常2年)などを示した上で設計や工事を進める。
2018年12月策定の賃貸住宅ストック活用・再生ビジョンで、鶴川団地を▽一部または全部の建て替え▽集約▽用途転換▽改善―を複合的・選択的に実施する「ストック再生」の対象に選定。また、多摩都市モノレールの町田方面延伸を見据え、同団地を含む町田市内5団地のストック再生やまちづくりに取り組むため、19年3月に市と連携協力協定を結んでいる。
提供:建通新聞社