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建通新聞社(東京)
2022/05/16

【東京】空ビル中計 羽田の整備等に1050億円

 日本空港ビルデングは2022〜25年度のグループ中期経営計画で、羽田空港(大田区)の旅客ターミナル整備などへの投資想定額を1050億円とした。同空港のさらなる機能強化・国際化などに向けた対応。このうち第1旅客ターミナル(T1)と第2旅客ターミナル(T2)のサテライト整備に530億円を充当し、期間内の着工・完成を目指す。T1とT2の接続整備やJR東日本アクセス新線とT2の接続についても検討していく。
 投資想定額の年度別内訳は22年度が150億円、23年度が290億円、24年度が340億円、25年度が270億円。分野別では「施設管理運営業」のサテライト整備や設備更新工事などに930億円、「物品販売業/飲食業」の店舗リニューアル工事やシステム更新などに50億円、「経営基盤、その他」のDX投資などに40億円を配分するなどとしている。
 T1とT2のサテライト整備はそれぞれの北側で実施する。このうちT2は別棟となっているターミナルビルの本館と北側サテライトを接続する格好で、延べ床面積約2万1000平方bの増築などを行う。9月ごろまでに施工者を決めて準備工事を始める。25年1月末の竣工・引き渡しを予定している。
 また、T1のサテライトは新設に向けて設計中。国が進める駐機場整備と連動させて23年度に着工し、25年度内に完成させる予定でいる。
 これらサテライト整備の年度ごとの投資額は、22年度が60億円、23年度が190億円、24年度が180億円、25年度が100億円と見積もった。
 一方、T1―T2の接続整備はそれぞれの南側で検討する。付近では国が両ターミナルを隔てる首都高速湾岸線や国道357号などの上に人工地盤を架け、駐機場やターミナルビル拡張のためのスペースを確保する方針。人工地盤や接続の整備後には国際線エリアを設ける見通し。
 また、JR東日本アクセス新線とT2の接続は、29年度の開業を予定する同線の駅がT2から一定程度離れた場所に造られるため検討。地下構造になる駅との接続位置や接続形態が検討の焦点になりそうだ。
 中期経営計画ではこれらの他にも、CO2削減に向けた照明LED化工事(22〜25年度総工事費30億円)や空調機更新工事(同50億円)、震災対応のための特定天井改修などを実施するとしている。提供:建通新聞社