東京都水道局は立川市柴崎町〜羽衣町間に送水管を新設する工事の施工者を戸田建設・橋本組JVに決めた。4月6日開札のWTO一般競争入札に4番札の19億8370万円(税抜き、以下金額同じ)で応札した同JVを落札者とした。シールド工法で内径1650_、延長1619bのトンネルを築造して内部に同800_の管渠を配置する。工期740日間で完了させる。
入札には2者編成の24JVが参加。事後公表の予定価格は21億6032万円、調査基準価格は19億8316万1387円(設定率91・7%)で、戸田建設・橋本組JVの落札率は91・8%だった。調査基準価格を下回った1〜3番札のJVは、数値的失格基準への該当や調査票などの提出の辞退を理由に落札者としなかった。
施工場所は立川市柴崎町1ノ1の柴崎給水所から羽衣町3ノ13先間。立川駅南方の市道立川南通りを東進し、都道149号多摩モノレール通りや同16号立川通りを越えて、市道みのわ通りに進入するルートとなっている。
発進立坑と到達立坑をそれぞれ1カ所設け、シールド1次覆工のトンネル築造工と同2次覆工のトンネル内配管工を実施。併せて開削工法で内径800_、延長232bの送水管などを敷設したり、立形800_の制圧弁室や急速100_の空気弁室を設けたりする。週休2日制確保試行工事の対象となっている。
提供:建通新聞社