調布市内で発生した陥没事故を受けて停止していた「東京外かく環状道路大泉ジャンクション(JCT)本線トンネル(南行)工事」の掘進作業が2月25日以降に一部で再開する。有識者がまとめた再発防止対策を講じ、用地を取得した範囲内に限って掘進する。国土交通省関東地方整備局と東日本・中日本の高速道路会社が2月18日に発表した。
掘進作業を再開するのは、大泉側本線シールドトンネル(武蔵野市吉祥寺南〜練馬区大泉町)のうち清水・熊谷・東急・竹中土木・鴻池JVが受注した南行きの箇所。掘進停止中の土の締め固まり防止をはじめとした再発防止対策が機能していることを確認し、周辺環境を確認しながら施工する。
今後、事業用地外での掘進を行う場合は改めて説明の場を設ける。
提供:建通新聞社