トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(東京)
2021/11/29

【東京】都 中野特支のプロポ手続き開始

 東京都財務局建築保全部は中野特別支援学校の改築・改修に伴う基本設計の委託先を決めるため、11月29日にプロポーザル手続き(成績評価重視型)を開始する。校舎棟などを解体して総延べ床面積約1万7000平方bの施設を建設する他、特別教室棟に改修を施して継続使用する計画だ。12月6〜10日に参加表明を受け付けて同月17日に技術提案書の提出を要請。ヒアリングの後に設計者を特定し、2022年3月7日に見積もり合わせを実施して翌8日に契約を結ぶ予定としている。22年度末までに基本設計を終え、23〜25年度の実施設計などを経て27〜30年度の新築・改修工事につなげる。
 中野特別支援学校は知的障害教育部門の小学部・中学部・高等部で構成。中野区南台3ノ46ノ20にある面積約9721平方bの敷地に校舎棟とプール、特別教室棟などを配している。
 仮設校舎を敷地外に設置した上で、校舎棟とプールを含めた既存施設・延べ床面積約1万0070平方bを解体。跡地に延べ床面積約1万7109平方bの新施設を建設する。一方、既存の特別教室棟・延べ床面積471平方bは改修する。
 基本計画の策定業務は社会計画総合研究所(渋谷区)が手掛けた。
 基本設計の参考業務規模は税込み1億0800万円程度。23年3月24日納期で成果を得る。並行して敷地測量と地盤調査を別途委託する。
 23〜25年度に実施設計、25〜26年度に解体工事を行って、27〜30年度で新築・改修工事を進める方針だ。提供:建通新聞社