お知らせ
地方ニュース
建通新聞社（東京）
2021/11/10
【東京】都初のＰａｒｋ―ＰＦＩ 東建物、東急不に
東京都建設局は明治公園と代々木公園のＰａｒｋ―ＰＦＩ制度による拡張整備で、事業を手掛ける設置等予定者を選定した。明治公園は「Ｔｏｋｙｏ Ｌｅｇａｃｙ Ｐａｒｋｓ」（代表構成団体＝東京建物）に、代々木公園は「代々木公園ＳＴＡＧＥＳ」（代表構成団体＝東急不動産）に決定。いずれの提案も広場や飲食店の整備などをメインとしつつ、明治公園は整備区域の約半分に樹林地を創出し、代々木公園では高低差のあるテラスやスケートボード用の施設などを設ける計画。２０２３年10月に明治公園、24年３月に代々木公園の供用開始を予定している。
都がＰａｒｋ―ＰＦＩを活用するのは今回が初めて。整備区域を貸し付け、公園の魅力向上につながる広場や飲食店などの整備と運営を委ねる。事業期間は工事着手日から20年間となっている。
明治公園（新宿区霞ケ丘町地内他）の拡張整備区域は、新国立競技場の南側に位置する都営住宅跡地を中心とした面積約１万６１７６平方㍍。
設置等予定者となった「Ｔｏｋｙｏ Ｌｅｇａｃｙ Ｐａｒｋｓ」の提案は、新国立競技場と調和した前庭空間をイメージしたもの。面積約７５００平方㍍の樹林地「誇りの杜」を創出する他、多世代交流の場となる「希望の広場」や誰もが安全・安心に楽しめる「インクルーシブ広場」を整備する。アウトドアショップやカフェ・レストラン、運動・リラクセーションといった機能を持つ施設も配置することにしている。
構成団体は▽東京建物▽三井物産▽日本工営▽西武造園▽読売広告社▽日テレ アックスオン―の６社。
一方、代々木公園（渋谷区代々木神園町他）の拡張整備区域は渋谷区神南１丁目地内の面積４１８２平方㍍。
「代々木公園ＳＴＡＧＥＳ」の提案によると、来園者がそれぞれに自由な過ごし方をできる場を創る計画。フードホールや健康増進施設などが入る建物の屋上に階段状のテラスを整備して、原宿側のメインエントランスからもアクセスできるようにする。各所に広場を配置する他、屋内外でスケートボードを楽しめる「アーバンスポーツパーク」やバス待合所なども設ける。
構成団体は▽東急不動産▽東急▽石勝エクステリア▽東急コミュニティー―の４社。提供：建通新聞社
都がＰａｒｋ―ＰＦＩを活用するのは今回が初めて。整備区域を貸し付け、公園の魅力向上につながる広場や飲食店などの整備と運営を委ねる。事業期間は工事着手日から20年間となっている。
明治公園（新宿区霞ケ丘町地内他）の拡張整備区域は、新国立競技場の南側に位置する都営住宅跡地を中心とした面積約１万６１７６平方㍍。
設置等予定者となった「Ｔｏｋｙｏ Ｌｅｇａｃｙ Ｐａｒｋｓ」の提案は、新国立競技場と調和した前庭空間をイメージしたもの。面積約７５００平方㍍の樹林地「誇りの杜」を創出する他、多世代交流の場となる「希望の広場」や誰もが安全・安心に楽しめる「インクルーシブ広場」を整備する。アウトドアショップやカフェ・レストラン、運動・リラクセーションといった機能を持つ施設も配置することにしている。
構成団体は▽東京建物▽三井物産▽日本工営▽西武造園▽読売広告社▽日テレ アックスオン―の６社。
一方、代々木公園（渋谷区代々木神園町他）の拡張整備区域は渋谷区神南１丁目地内の面積４１８２平方㍍。
「代々木公園ＳＴＡＧＥＳ」の提案によると、来園者がそれぞれに自由な過ごし方をできる場を創る計画。フードホールや健康増進施設などが入る建物の屋上に階段状のテラスを整備して、原宿側のメインエントランスからもアクセスできるようにする。各所に広場を配置する他、屋内外でスケートボードを楽しめる「アーバンスポーツパーク」やバス待合所なども設ける。
構成団体は▽東急不動産▽東急▽石勝エクステリア▽東急コミュニティー―の４社。提供：建通新聞社
