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　三越伊勢丹ホールディングス（新宿区）は、「伊勢丹新宿本店」と「三越日本橋本店本館」の再開発を検討する。将来に向けて、新宿地区と日本橋地区における保有不動産を含む周辺開発を推進し、エリア全体の価値向上を図るため、百貨店を核とした複合的な開発やまちづくりを目指す。
　同社は再開発について「構想段階であり、中長期的に議論を進める」としている。
　伊勢丹新宿本店の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造（制震構造）地下３階地上７階建て延べ８万２８９３平方�b。設計・施工は清水建設（中央区）。１９３３年の完成後、65年まで計10回増改築して現在の姿となった。東京都の歴史的建造物に指定されている。所在地は新宿区新宿３ノ14ノ１。
　三越日本橋本店本館は鉄骨鉄筋コンクリート造（制震構造）地下３階地上７階建て延べ７万１７２７平方�b。設計は横河建築設計事務所（品川区）で、清水建設が施工した。14年の完成後、64年まで５回の増改築を経て、国の重要文化財に登録されている。所在地は中央区日本橋室町１ノ４ノ１。提供：建通新聞社