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建通新聞社（東京）
2021/04/28
【東京】都 墨田第二特支など設計６件にプロポ
東京都財務局建築保全部は２０２１年度に委託する設計業務のうち、墨田地区第二特別支援学校（仮称）の新築など学校関連６件の基本設計でプロポーザル方式を試行する。また、新国際高校（仮称）の新築に伴う地盤調査など５件の業務には実績評価型総合評価方式を適用。工事については足立児童相談所改築設備や府中東高校武道場改築など17件を技術実績評価型総合評価方式の試行対象に選んだ。
プロポーザル方式を試行する基本設計は▽墨田地区第二特別支援学校（仮称）新築▽北多摩地区特別支援学校（仮称）新築▽白鴎高校付属中学校改築▽中野特別支援学校改築・改修▽八王子盲学校改築▽高島高校改築―の６件。
墨田地区第二特別支援学校は、知的障害特別支援学校の在籍者数のさらなる増加を見越して、墨田区墨田５ノ３１０の都有地（面積約１万３０００平方㍍）へ新たに設置するもの。
校舎の延べ床面積は約１万４３００平方㍍を想定。小学部と中学部部門を備えた学校として、必要な機能や施設配置を基本設計で検討する。第１四半期中にプロポを公示して委託先の選定手続きを進める。22年10月までに成果をまとめてもらう。
業務での実績評価型総合評価方式は、墨田地区第二特別支援学校と新国際高校（仮称）の新築に向けた地盤調査や、高島高校改築の敷地測量など５件に適用する。
このうち新国際高校は、港区白金２ノ４ノ１の都職員白金住宅跡地（面積１万９７２０平方㍍）を活用して新築する。校舎棟と体育館棟を１棟ずつ整備する計画で、延べ床面積は合計約１万４２６９平方㍍。安井建築設計事務所（大阪市）が22年７月納期で基本設計業務を担当している。
地盤調査は第２四半期公表の入札手続きで委託先を決める予定。基本設計と並行して、21～22年度の２カ年で作業を進める。
業務での実績評価型総合評価方式は19年度に試行をスタート。価格以外の技術的な要素も考慮して落札者を決定することで、業務成果の品質を確保するとともに、優良な事業者の受注機会の創出につなげる。予定価格１００万円以上の▽建築設計▽土木設計▽設備設計▽測量▽地質調査―の中から案件を選んで適用している。
一方、工事17件で試行する技術実績評価型総合評価方式は、設備を中心に建築や一般土木の業種からも対象を選定。都が工事に導入している総合評価方式は技術実績評価型、施工能力審査型、技術力評価型、技術提案型の４タイプがある中で、財務局建築保全部では21年度に施工能力審査型も数件へ適用する方針でいる。
提供：建通新聞社
プロポーザル方式を試行する基本設計は▽墨田地区第二特別支援学校（仮称）新築▽北多摩地区特別支援学校（仮称）新築▽白鴎高校付属中学校改築▽中野特別支援学校改築・改修▽八王子盲学校改築▽高島高校改築―の６件。
墨田地区第二特別支援学校は、知的障害特別支援学校の在籍者数のさらなる増加を見越して、墨田区墨田５ノ３１０の都有地（面積約１万３０００平方㍍）へ新たに設置するもの。
校舎の延べ床面積は約１万４３００平方㍍を想定。小学部と中学部部門を備えた学校として、必要な機能や施設配置を基本設計で検討する。第１四半期中にプロポを公示して委託先の選定手続きを進める。22年10月までに成果をまとめてもらう。
業務での実績評価型総合評価方式は、墨田地区第二特別支援学校と新国際高校（仮称）の新築に向けた地盤調査や、高島高校改築の敷地測量など５件に適用する。
このうち新国際高校は、港区白金２ノ４ノ１の都職員白金住宅跡地（面積１万９７２０平方㍍）を活用して新築する。校舎棟と体育館棟を１棟ずつ整備する計画で、延べ床面積は合計約１万４２６９平方㍍。安井建築設計事務所（大阪市）が22年７月納期で基本設計業務を担当している。
地盤調査は第２四半期公表の入札手続きで委託先を決める予定。基本設計と並行して、21～22年度の２カ年で作業を進める。
業務での実績評価型総合評価方式は19年度に試行をスタート。価格以外の技術的な要素も考慮して落札者を決定することで、業務成果の品質を確保するとともに、優良な事業者の受注機会の創出につなげる。予定価格１００万円以上の▽建築設計▽土木設計▽設備設計▽測量▽地質調査―の中から案件を選んで適用している。
一方、工事17件で試行する技術実績評価型総合評価方式は、設備を中心に建築や一般土木の業種からも対象を選定。都が工事に導入している総合評価方式は技術実績評価型、施工能力審査型、技術力評価型、技術提案型の４タイプがある中で、財務局建築保全部では21年度に施工能力審査型も数件へ適用する方針でいる。
提供：建通新聞社
