滑川市は、21年度下水道事業特別会計当初予算に建設改良費8億4063万1000円を計上した。下水道整備区域を拡大するため、管渠の埋設工事を進めるほか、老朽化した浄化センターなどの各種設備を更新する。
管渠建設改良費には7億6400万円を充てる。浜・中・西加積地区で汚水・枝線管渠築造工事や舗装本復旧工事を進めるほか、農業集落排水早月川東部地区を公共下水道事業に統合するための実施設計、中加積地区の管渠詳細設計も行う。
施設建設改良費には7663万円を配分。第3中継ポンプ場(自動除塵機)改築更新工事や第2、3および高塚ポンプ場(電気施設など)改築実施設計を委託する。19年度末現在の下水道処理人口普及率は約79%。