福井県と福井県建設業協会の協定に基づき、1月の大雪時に嶺北地方へ駆けつけ、迅速な応援除雪を行った丹南土木事務所管内の6社に、小川俊昭土木部長から直接感謝を伝えようと、同事務所で23日、感謝状の贈呈式が開催された。
迅速かつ高い技術をもって通行の早期回復に貢献した広域応援事業者に対し、部長から感謝状を贈呈するもので、小浜土木、敦賀土木に続く開催。丹南土木管内の対象事業者は木原 清和建設 大生 福岡組 山清建設 山田土木の6社。
式には応援事業者、小川部長のほか、砂防防災課の酒井俊雄課長、丹南土木の田中秀樹所長、丹南建設開発機構の山本達雄代表理事らが出席。
小川部長は1社ずつ感謝状を手渡し、深く感謝の意を表したうえで、「大雪に限らず近年は災害が激甚化、頻発化しており、安全安心の確保には、地域防災を担う建設業界のご協力が不可欠。平常時、災害時を問わず今後とも我々と車の両輪となり、福井県の基盤整備の維持・発展にお力添えを」と挨拶。
続けても山本代表理事も挨拶に立ち、応援事業者を称えるとともに、贈呈式を開いた県にも感謝を伝え、「協定を結んでいる以上、いつでも出動できる体制を取るというのが我々の方針。今後とも県や県民のため、一生懸命力を尽くしたい」と述べた。